2010年03月31日

結納品を羽子板飾りに

結納の形式は地域によって多種多様です。
また最近では簡単に済ませる人も多いといいます。

文字通り両家が「結びつく」この結納にはそれぞれ思い出もあることでしょう。

この結納品はみなさまはどうなさっているのでしょう?
押入れに仕舞ってある人もいるのではないでしょうか?

結納品でオリジナルの羽子板飾りを作るという方法もあります。
これなら大事な思い出をいつまでも大切に飾っておけますね。
静岡ではやる人は少ないですが。




これは福島の得意先の家具店の依頼です。
このような依頼は初めてだったのでまず飾り付けをしてくれる
水引屋さん探しから始りました。

花嫁さんは大阪に嫁いでいきました。

本格的な結納品です。
結納品を飾っていた水引で羽子板飾りを作ります。
松・竹・梅・牡丹・水仙・鶴・亀・鳳凰などなど・・・

次第に形付けられていきます。







思い出を永遠の形に・・・
家族の思い、心を結ぶ水引細工を無病息災を願う羽子板に・・・
美しく豪華な羽子板飾りに・・・



完成品はこの様になります。




最後にガラスのケースに入れて羽子板を立てます。
ただいまガラスケースを製作中です。

この他に結納に使われた高砂の人形は先にケースに入れて先方に渡してあります。


眠っている結納品をこういう風にするのもいいですね。


末永くお幸せに~~~~!  icon06icon06icon06  


Posted by ほおのき at 19:26Comments(0)小物インテリア