2010年12月28日

象嵌絵画



象嵌絵画は銘木(紫檀、黒檀、花梨、チーク、欅等)の素材の色や木目をそのまま活用し

着色は全くせずにさまざまな情景を表現しています。

この象嵌絵画は出来たばかりの時は空と月の色の区別が付かず

従って月は見えませんでした。

ところが年月が経つうちに両方の木の変色の違いで月がくっきり見えるようになりました。

この作品が完成した時、作者は「今は昼間で月は見えないけどそのうち夕方になり

月が出てくるでしょう」と言ったそうです。
  


Posted by ほおのき at 18:42Comments(2)小物インテリア