2011年10月21日
ティッシュボックス

指物師の手による高級ティッシュボックス。光沢がとても美しい木地呂漆塗りです。
大きな箱のティッシュはやはりこのサイズでないと収まりませんね。
同じ仕上げの屑入れもあります。
木地呂漆塗りの他に拭漆仕上げのものもございます。
特に家内は木地呂漆塗りの品をたいそうお気に入りで、いいな、いいなの連発です。
やはりいいものは見ていて飽きません。
ただ今当店にて駿河指物の数々を展示中

2011年10月18日
合せ鏡付き姫鏡台
静岡伝統工芸品のひとつ駿河指物の逸品です。

以前、この商品より一回り小さな合せ鏡付き姫鏡台を当ブログに載せたところ
電話

その後ご来店になり製作者である指物師も交え打ち合わせ。
お好みのサイズ、デザインにてオーダーをいただきました。


全て手作りです。
材質は黄肌で引出しの全面は高級感溢れる橡の瘤杢貼りです。
もちろん拭漆仕上げです。


上の引出しには小物を整理できるよう仕切り板を付けました。

裏面の鏡板も浮出し仕上げです。鏡の台の幕板の透かし彫りもおしゃれです。

少し納期が遅れてしまったので出張の際に直接お届けすることに。
商品を手にして大変喜んで頂けました。

お礼にこの栗最中まで頂きありがとうございました。
大変おいしく頂きました。

2011年10月08日
長手盆

家内が通う指物教室での第2作目、八角長手盆2枚組です。材質は前回の書見台と
同じく黄肌材。
ただし今回は縁の上部に紫檀材で飾り付け、手掛け部分に籐を巻いて
います。

大小並べたところです。紫檀材の貼り付けには随分苦労していました。
もちろん底板に付ける前の段階ですが、紫檀材を接着剤で貼り付け紐で巻いて固定する時に
どうしても微妙にずれが生じてしまいます。
何度か失敗を繰り返しての苦労を重ねた上の自信作だそうです。

底の隅は丸く仕上げています。これは畳摺りといい、畳に置いたまま滑らせた時
引っかからないようにするためです。

仕上げはもちろん駿河伝統工芸の証である拭漆です。
駿河指物の技術を駆使しているので釘は一切使用せず、細かい溝を切り枘接、雇実留接で
組んでいきます。細かい仕事の連続です。
まだ漆を塗って間もないので全体的に色が濃い目ですが月日とともにだんだん透けてくると
飾り付けの紫檀の色とのコントラストがはっきりしてきます。
2011年08月25日
駿河指物
左・・・名刺入れ(黒柿)、右・・・楊枝入れ(桑)
上・・・箸入れ(桑)、下・・・箸入れ(黒柿)
小さくて板部も薄い材料を使用いていますが合わせの箇所は留で
接合部の強度をより強くするために実を雇い入れています。(雇実留接)
仕上げは拭漆で8~10回塗ります。
もちろんすべて手作りです。
手間隙を惜しまない見事な逸品に仕上がっています。
2011年07月16日
引出し付書見台
駿府匠宿の指物カルチャーに通っている家内の自信作の書見台、
拭漆は漆職人に塗ってもらい完成です。木地の段階で細部に至るまで研磨を重ねたので
想像以上に綺麗に塗り上がってきました。
引出し部の裏面も前面と同じような
浮き出し仕上げ。
本を乗せる板の角度は自由に調整できます。
四方にあてがった材は留めに仕上ています。
木地の段階です。蛇腹部、面取り部等、
最後は指で触っても違和感がなくなるまで表面を研磨。
2011年07月13日
銘々皿
指物職人による手造りの5枚1組の角型銘々皿です。
和菓子等を乗せますが、その際持ち易いように一つの角を少しだけ折ってあります。
折り曲げる工法は裏面にノコで切れ目を入れ楔の形の木で補強しています。
拭漆仕上げで縁には朱漆を施しています。
抗菌に優れた漆は、銘々皿の他に昔から汁椀や箸にも塗られてきました。
こちらは半月型の銘々皿です。
曲げの工法や漆塗りの工法は角型と一緒です。
只今当店に展示中

2011年06月17日
拭漆小物入箪笥
指物職人による手造りの小物入箪笥で、細部にいたるまで丁寧な仕事をしています。
漆塗装を施し、使い込むほど独特の味わいが出て来ます。
接合部が剣形になることから剣留枘接と呼ばれ、無垢材を使用した高級品の証です。
雅やかな雰囲気を表現しています。
引出しの材はもちろん日本桐、桐箪笥同様寸分の狂いも無く
当然ながら小口も綺麗で美しい仕上です。
やはり桐は日本で育ったものが四季を通じて使い勝手に優れています。
2011年05月24日
駿河指物
指物師による手作りの拭漆合せ鏡姫鏡台です。
指物とは、伝統的な手法・技術を用い、熟練した技を取得した職人が、一点一点、手づくりで仕上た
ものをいい、素材には欅・栓・タモ等の国産材を使用し、ほぞ組み等により接部の細工を施し、
小物家具から大型家具、調度品まで手がけます。
静岡の木工産業のルーツは、徳川時代、駿府城や浅間神社造営のため全国から集められた
名工たちがその後永住し木工指物の技術を伝え広めたことだた言われていますが、
この技術を本当に受け継いでいる指物師は数少なくなってしまいました。
2010年06月17日
井川メンパ
メンパとは今でいう弁当箱のことです。厳選された檜と桜皮でできています。
何と言っても、最大の特徴は天然漆の美しい光沢です。
その漆には抗菌作用があり安全性が非常に高いので弁当箱には最適です。
山で働く人たちが使用していたといわれ、冬は暖かく、夏は腐ることなく
いつまでも炊きたての美味しさを楽しませてくれます。
丸型もあり、男性用とちょっと小さめの女性用、子供用とあります。
写真のものは大小セットに
したものです。
光沢がすばらしいです。早速ご飯を詰めて
どこかにでかけてみたいですね!
今では、井川には職人さんが一人だけになってしまいました。
また、木取りから漆塗りまでの全ての工程を一人で行うので月に5~6個しか
出来ないそうです。