2011年08月20日
双六~槍ヶ岳part4
4日間引っ張った槍ヶ岳山行記もいよいよ最終となりました。

今回期待を持って楽しみにしていた風景がこちら↓
天狗池に映る逆さ槍です
天気がよくないとこれは見れません。
池に雪が残っていても映りません。今回まだ完全には融けていませんでしたが見れました。

風があっても水面が揺れてきれいに映りません。
最後は申し分のない天気で眺めることができました。
もちろん記念撮影も欠かせません

天狗池のある氷河公園を後に槍沢に向かいます。
大混雑の槍沢に出る手前にまた雪渓があります。
下の写真はその前のガラ場。この辺りで槍ヶ岳が見えなくなります。
しっかり目に焼き付けましょう。

槍沢ロッジを過ぎると槍沢の瀬音が心地いい。
とてもきれいで透き通っています。
思わず中に入りたくなる。
足を浸けたら気持ちいいだろうな~。
ずっと見下ろしていた屏風岩をやっと見上げるところまで下りてきた。
これから槍に登る人達とも数多くすれ違う。
中にはテント泊であろう、大きなパックを背負った人も・・・。
横尾山荘に到着、しかしここから上高地までまだ11キロも・・・。
長い長い林道を歩き続けやっと河童橋に到着。とにかく疲れました。
ここからバスでアカンダナ駐車場まで。
ひらゆの森で温泉に浸かり少しだけ疲れを癒し帰路へ。
2011年08月19日
双六~槍ヶ岳part3
最終日は南岳より天狗原を通って槍沢~横尾~上高地です。
朝からいい天気です。

南岳小屋から少し登ったところから拝む御来光。
少し雲が出ていたので日が出るまでちょっと待たされたが、
その甲斐あっての素晴らしい御来光です。
山のシルエットの向こうには見事な雲海が・・・。

明るくなったところで御来光を撮影したポイントからの穂高連峰、
ここから穂高への縦走はナイフブリッジなどの難所が多いがいつかはトライしてみたいです。

最終日は槍ヶ岳もきれいに見えます。
昨日歩いた稜線がはっきりわかります。

穂高の素晴らしい展望に後ろ髪引かれながら
南岳を後にします。
分岐まで槍ヶ岳方面に少し戻ります。

天狗原の分岐まで来ると稜線と分かれて急坂を一直線に下ります。
岩場の道です。

急斜面を一気に下ったのでまとわりつく様な暑さが襲ってきます。

天狗原の分岐まで下りてきました。
バック奥に見えるは前穂高のゴジラの背
どこまでも澄んだ青空をバックにした槍や穂高は
最高にかっこいい。

スキーでちょっと一滑りしたくなるくらいの雪渓が広がる。

遥か遠くに望む槍ヶ岳の頂上に立ったかと思うと感慨も一入です。
風がないので雪渓の上に立っていてもとっても暑いですよ~
。
いよいよ氷河公園に向かいます。
朝からいい天気です。

御来光
南岳小屋から少し登ったところから拝む御来光。
少し雲が出ていたので日が出るまでちょっと待たされたが、
その甲斐あっての素晴らしい御来光です。
山のシルエットの向こうには見事な雲海が・・・。
南岳で穂高連峰をバックに
明るくなったところで御来光を撮影したポイントからの穂高連峰、
ここから穂高への縦走はナイフブリッジなどの難所が多いがいつかはトライしてみたいです。
こちらは槍ヶ岳をバックに
最終日は槍ヶ岳もきれいに見えます。
昨日歩いた稜線がはっきりわかります。
穂高の素晴らしい展望に後ろ髪引かれながら
南岳を後にします。
分岐まで槍ヶ岳方面に少し戻ります。
岩に登って「ハイ、ポーズ!」
天狗原の分岐まで来ると稜線と分かれて急坂を一直線に下ります。
岩場の道です。
こんな風に鎖場があったり梯子があったり
急斜面を一気に下ったのでまとわりつく様な暑さが襲ってきます。
天狗原の分岐まで下りてきました。
バック奥に見えるは前穂高のゴジラの背
どこまでも澄んだ青空をバックにした槍や穂高は
最高にかっこいい。
スキーでちょっと一滑りしたくなるくらいの雪渓が広がる。
またまた槍のポーズ 

遥か遠くに望む槍ヶ岳の頂上に立ったかと思うと感慨も一入です。
風がないので雪渓の上に立っていてもとっても暑いですよ~

いよいよ氷河公園に向かいます。
続く
2011年08月18日
双六~槍ヶ岳part2
2日目(8/13)は双六小屋から西鎌尾根で槍ヶ岳を目指す。
まだ薄暗い内に小屋を出発。
ガスも次第に上がり槍ヶ岳や穂高連邦が望めるようになりました。
途中でゴミを拾いながら歩いているお姉さんがパチリと。

槍ヶ岳に向かってGo~~~

余裕?の歩き、しかしまだまだ憧れの槍ヶ岳は遠いなぁ~。
こちらは穂高を前にしてGo~~
青空が気持ちいいぞ!

歩いてきた道を振り返る
槍ヶ岳山荘に到着したら先程まで晴れていたのにガスに覆われてしまった。
展望のない中、槍の穂先に登る。
絶壁?に近い岩場を登り
鎖場もクリアして
いよいよ山頂手前の最後の梯子へ。
これを登れば頂上だ!
山頂で記念撮影 

「ばんざ~い! やったぁ~~
」

山頂に誰もいないように見えますが、写真を撮るのにみなさんちゃんと列をなして並んでいます。
実際は20人も居ればいっぱいになるような槍の穂先が大混雑してました。
頂上にいる間ガスが晴れることもなく下山、下りの梯子も順番待ちという大渋滞。
その後の鎖場も渋滞続き。
山荘の前で槍のポーズ
槍ヶ岳山荘で一服していると僅かの間頂上が顔を覗かせたのですかさず記念写真を。
槍ヶ岳を後に今度は南岳を目指します。
この日3000m峰一座目が槍ヶ岳(3180m)
二座目が大喰岳(3101m)、三座目が中岳(3084m)とここまでですでに3つ越えてます。
3000mの稜線歩きはやはり緊張の連続です。
一歩間違えると奈落の底へ、
ちょっとビビッています。



この日、最後の3000m峰の
南岳(3032m)です。
ここから50mほど下ると
今日の宿泊地、南岳小屋です。
続く
2011年08月17日
双六~槍ヶ岳part1
夏休みは北アルプスへ~~


目指すは 憧れの槍ヶ岳、左側に小槍も見えています。
AM2:30頃出発、
松本まで高速を飛ばす。
日の出を迎える八ヶ岳PA。
この時間で既に満車状態です。
アカンダナ駐車場に車を置きバスで新穂高温泉へ。
さ~て出発~~~

笠ヶ岳をバックに一枚、雲ひとつない晴天、今日も暑くなりそうだ。
新穂高を出発して
わさび平の小屋を目指します。
そこで一服です。
ここには冷えたフルーツや野菜が!
美味しそう。しかし。ここは我慢。

槍や穂高の山々を眺めながら
鏡平を目指します。
木道が出てくると鏡平小屋も近い。
しかし暑いのなんの・・・。
まめに水分を補給。
だんだんガスが広がり鏡池に着いた頃には・・・・ご覧の通り
天気がよければ鏡池に映る槍が見えるんだけど・・・ん~残念!
鏡平の小屋でカキ氷とカレーライスを。
途中でご飯も食べたのですが、お腹が持ちません、とにかく体力勝負です。

鏡平を後にすると間もなくガスがとれ槍ヶ岳が見えてきます(トップの写真です)。
そこから1時間ほど登ると稜線に出ます。
ここから双六小屋まではまた1時間。
稜線は花盛り

あれが双六岳
双六小屋とテント場
ようやく目的地が見えてきたところで気合を入れ直し最後の一頑張り。
テントを担いで登ってきた人たちはもっともっと大変だったんだろうな。
小屋の前で。後は鷲羽岳と水晶岳(ちょこっと)
ふ~、やっと到着、お疲れ様でした。
荷物を降ろしたら寛ぎモードに
汗がひくとさすがにフリースを着ないと寒いです。
双六小屋の夕食
ここのメインは天ぷらです。

青梅市のご夫妻と相部屋、お二人は
前日1時間しか寝ていないとのこと、
共に消灯時間前には布団の中に。
続く
2011年07月20日
北岳part2
吊尾根分岐から北岳山頂まではもうひと踏ん張り。
高山植物を見ながら一歩一歩

この写真を撮り、雄大な景色を眺める、このために苦労して登ってきた。
これで疲れも一気に吹っ飛んでしまいますね。
3000mを越えるとさすがに空気が薄い?
こちらは北岳の頂上手前です。
こういうところを登っていきます。両側には花がいっぱい。

もうすぐそこに頂上が見えているのになかなか着かない、
他の人たちも大分疲れてきている様子、みんな足取りが重い。

山梨百名山の標柱
数年前に標高が
3192mから3193mに

広河原から見上げた時は雲一つなかったのに・・・。

こちらは肩の小屋の前
宿泊者も相当多いようです。
テントの花も咲いていました。
小屋を尻目に下山します。
最終のバスとタクシーは5時です。急がねば!

稜線ともお別れです。
下山は右俣コースで大樺沢二俣へ。
途中雨に降られ、滑りやすくなり想像以上にキツかった。
そこからは朝歩いてきた道を戻ります。
吊り橋が見えたときはついにやり遂げたって気持ちでいっぱい、嬉しかったですね
広河原からはちょうど来たタクシーにうまく乗れました。
タクシーは定時でなくてもお客様が集まると出発してくれます。
高山植物を見ながら一歩一歩

北岳山頂でポーズ
この写真を撮り、雄大な景色を眺める、このために苦労して登ってきた。
これで疲れも一気に吹っ飛んでしまいますね。
3000mを越えるとさすがに空気が薄い?
こちらは北岳の頂上手前です。
こういうところを登っていきます。両側には花がいっぱい。
もうすぐそこに頂上が見えているのになかなか着かない、
他の人たちも大分疲れてきている様子、みんな足取りが重い。
山梨百名山の標柱
数年前に標高が
3192mから3193mに
東側半分がガスに覆われました
広河原から見上げた時は雲一つなかったのに・・・。
こちらは肩の小屋の前
宿泊者も相当多いようです。
テントの花も咲いていました。
小屋を尻目に下山します。
最終のバスとタクシーは5時です。急がねば!

稜線ともお別れです。
下山は右俣コースで大樺沢二俣へ。
途中雨に降られ、滑りやすくなり想像以上にキツかった。
そこからは朝歩いてきた道を戻ります。
吊り橋が見えたときはついにやり遂げたって気持ちでいっぱい、嬉しかったですね

広河原からはちょうど来たタクシーにうまく乗れました。
タクシーは定時でなくてもお客様が集まると出発してくれます。

北岳に咲いていた花を少し(本当に少しですが
)

2011年07月19日
北岳
海の日連休の1日目(17日)は北岳に。


なんと日帰りで行くことに

北岳へGo!
芦安の駐車場に車を止め、
そこから乗り合いタクシーで広河原へ。

バスに比べタクシーは100円アップだけど快適。
凛々しく聳え立つ北岳。見上げていよいよスタート、ファイトが沸いてくる。
大樺沢沿いに歩いて二俣に到着。
雲ひとつない天気


北岳をバックに記念写真 


八本歯を目指して雪渓の脇を登る。
先はまだまだある。

足取りはまだまだ快調!
雪渓を渡る風が余りなかったので
涼しさがいまいち。

横を見れば北岳バットレス
岩壁をクライミングしている人がいました。点の様に小さいので写真だと分からない。
左俣コースの上部から見た鳳凰三山
この辺りから休憩と水分補給が多くなる。
いくつもの梯子を登ると八本歯。
そこには大展望が

間ノ岳が大きく広がっています。
高山植物がそれはそれはいっぱい。
目を楽しませてくれます。
ここまでくれば北岳山頂も近い。
あと一息、頑張るぞ

山頂編に続く・・・。
2011年07月05日
恋人の聖地(白鳥山)
以前はこのハートのモニュメントはなかったそう。
土肥の恋人岬にあるような鐘が山梨百名山の一つ、白鳥山の山頂にひっそりと設置してあります。

天気がいいとこのハートから
富士山が見えます。
今回は富士山の代わりに

最後に代わらぬ〇〇を誓い鐘を鳴らしてきました。
2011年06月15日
黒岳の可憐な花たちpart2
多種の花の中からまた抜粋して。
とにかく花が多い山なので絞るのもたいへん。

左上:ルイヨウボタン 左下:ベニバナイチヤクソウ 右上:ユキザサ 右下:ササバギンラン
新緑の林は爽やかな風が通ります。
こんな面白い形の木も。自然の造形美ってすごいです

何年掛かってこうなったのだろうか?
鹿に見えるって言った人が多かったけど他には何に見えますか?
そして・・・・


またまた面白いものを見つけた~~~~。
この蛾の色! それにでっかいぞぉ~~~!!
葉の色に同化して分かりにくいけど、たまたま目にした。
「オオミズアオ」と言う蛾のようだ。
とても綺麗なグリーンなので舞った姿もきっと優雅でしょうね

2011年06月13日
黒岳の可憐な花たちpart1
昨秋登った黒岳にまた昨日登ってきました。
今回は花見山行です。
目的の花はこのカモメランです。
カモメランは小さな花です。あまり見かけないとか。(・・・と教えてもらった)
名前は鳥の鴎からきているそうです。
新道峠の入口からスタート。
今回は花が目的なので楽々コースです。

駐車スペースはいっぱいでした。
ここは富士山の撮影にカメラマンも大勢訪れます。
御坂にある黒岳は花の黒岳と言われていて花の種類がとても多いそうです。
いろいろな花の写真を撮ってきましたが、多すぎて全部はアップできません。
左上:ウマノアシガタ 左下:グンナイフウロ 右上:チゴユリ 右下:ハンショウヅル
前日の雨

素晴らしい新緑です。

登山道もとても歩きやすいです。
花のレクチャーを受けながらゆっくり歩き。花がいっぱいでなかなか進みません。

こうしてあらためてゆっくり花たちを眺めてみると小さいながらも色とりどりで容も様々、
健気に精一杯咲いている姿に魅せられて多くの人たちが訪れるのもわかります。
中には持ち帰ってしまう輩もいるそうですが、それだけは絶対に止めて欲しいものです。
何故なら自然の中がいちばん相応しいからです。
晴れていれば木漏れ日を楽しむことができたのに残念・・・

黒岳山頂からの眺望には定評があるのですが、この日は生憎のガス。

眼下の河口湖は時々姿を見せてくれましたけど。
富士山の雪もだいぶなくなりました。
part2に続く
2011年05月07日
燕岳 part2
燕岳登頂編 


前日の午後からの寒気の影響で夜中からバタバタと風の音。
起きたらそう強い風でもなかったので朝食後、山頂へ向かいます。

その前に・・・・・・。
朝食の前に御来光を拝みます。

しか~し、雲が多かったので
だいぶ上がってからしか見えなかった。
山荘の前で記念撮影をしていざ出発~~~~

山荘から頂上までは30分ほど。
風があるので前日と違って寒い。しっかり防寒具で身を固めます。
山頂でも記念撮影しまくり。
十分楽しんだ後、山荘に戻ります。

この雪景色は最高です

途中にあるイルカ岩の前で。
イルカにそっくりでしょ!
自然の芸術にびっくり。
槍ヶ岳は穂先が隠れていますが、大天井岳はばっちり。
目に焼き付けて下山します。
「さらば! 北アルプス」



小さくなった燕山荘をバックに。
快適な下りです。

樹林帯に入ると急な坂を一気に下ります。
頭痛が下る毎に治ってきた。
2,500mを越えたので軽い高山病だったんだろうか
下山後、有明荘の温泉で汗を流す。燕山荘会員だけの特典で入浴料は半額の300円。
安曇野の市街地は風薫る気持ち良い陽気に包まれ、まだまだ桜が楽しめました。




前日の午後からの寒気の影響で夜中からバタバタと風の音。

起きたらそう強い風でもなかったので朝食後、山頂へ向かいます。
やってきました燕岳山頂~~ 

小雪舞う中、ハイポーズ 

その前に・・・・・・。
朝食の前に御来光を拝みます。

しか~し、雲が多かったので

だいぶ上がってからしか見えなかった。

山荘の前で記念撮影をしていざ出発~~~~

山荘から頂上までは30分ほど。
風があるので前日と違って寒い。しっかり防寒具で身を固めます。
山頂でも記念撮影しまくり。
十分楽しんだ後、山荘に戻ります。
この雪景色は最高です

途中にあるイルカ岩の前で。
イルカにそっくりでしょ!
自然の芸術にびっくり。

槍ヶ岳は穂先が隠れていますが、大天井岳はばっちり。
目に焼き付けて下山します。
「さらば! 北アルプス」


小さくなった燕山荘をバックに。
快適な下りです。
樹林帯に入ると急な坂を一気に下ります。
頭痛が下る毎に治ってきた。
2,500mを越えたので軽い高山病だったんだろうか

下山後、有明荘の温泉で汗を流す。燕山荘会員だけの特典で入浴料は半額の300円。

安曇野の市街地は風薫る気持ち良い陽気に包まれ、まだまだ桜が楽しめました。